4/16内海先生オンライン勉強会に参加して

今回zoomオンライン参加させていただきまして、ありがとうございました。
勉強会の内容は、連日話題のコロナウィルスに関するお話しからでした。

消化器内科医師の内海先生から、これまで発表されているデータを用いて、医師という立場で公平に見たお話しでした。様々な情報が飛び交いますが、ウィルスは殺菌やマスクや防護服を着たところで妨げるものではない。
自粛や緊急事態宣言が出る中、満員電車で出勤し、パチンコやマスク買いに人が集まる方が問題。仕事を休業する代わりに、国が保証すればよく、海外は行なっている。
感染症予防に自分でおこなうことは「換気」。部屋で過ごすことが多いこの時期、換気に心がけることですね。

「何を入れるかよりも何をしないかが大事」。
食べたもので身体はつくられます。コロナウィルスだけではなく、健康な身体づくりには、悪いものをやめること。
その食べ物の見直し。砂糖だらけのお菓子やジュース。安物のパンやコンビニやジャンクフード。添加物や農薬まみれの栄養価が低い食事をやめる。日本の伝統食で、まごわやさしい食事を取り入れること。
いろいろな食事療法がありますが、治療食であって日常食ではない。一人一人個体差があって、親子でも違うので、自分に合う食べ方を知ることが大事。

身体を構成する栄養素。
特に細胞膜をつくる脂については、注意して取り入れることが必要。炭水化物過多の食事が血糖値を上げてしまい、低血糖をおこすことにもつながる。

実際の内海先生のお宅のお食事を、写真で紹介してくださいました。
内海家では、肉は牛豚鶏以外の肉を食べるように心がけているとのことです。肉、海鮮、野菜がたっぷりで炭水化物に偏らないメニュー、玄米ご飯にお味噌汁の和食、パスタ、お好み焼きなどと、いろいろな食材をバランス良く食べられていらっしゃいます。照り焼きなどの味付けには、砂糖やみりんは使用せず、醤油と酒で十分だそうです。
ご夫婦でアルコールをお飲みになるので、酒のつまみ的なメニューが多い感じでした。お嬢様も小さい頃から一緒におつまみメニューを召し上がっているというので、「味覚を育てる子供の時に、家族で同じものを食べる家庭の食事は、とっても大事だな」と感じました。

内海先生がよく言われる先住民には現代病かなく、自然に沿った生き方食べ方をしています。不自然な食べ物が横行する現代ですが、「自然に近いものを、偏らずになんでも食べること。自分自身を知り、自分にあった食事を知ること」でした。

私の感想です。
内海先生のお宅での食事を写真で見せていただけたので、とてもわかりやすかったです。
日頃和食中心ですが、時間がないと炭水化物に偏りがちになってしまうメニューを改めて、家族同じものを食べていても個体差があることを頭に入れて、自分や家族の体調を観察して見ていくことを、心がけていくことを学びました。
今回の勉強会は、私自身の知識の答え合わせのような時間で、反省点、気づいた点、改善点があり、有意義な時間となりました。

植物も動物も、全ての生物は自然に生かされています。
自然に沿った生き方をし、自分自身の身体の声を聞き、自分で身体を整える。
そして自然の恵みの食べ物の命を、大切にいただくことですね。

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