柏のまちづくりのあり方と子どもの対策 (2月15日・柏市議と語ろう!から)
柏市においても区画整理、再開発が行われています。
つくばエクスプレス線沿線の開発は一番目につくと思います。
つくばエクスプレス線の開業で、元々は農地などだった場所(柏の葉キャンパス・柏たなか)は、区画整理がなされ、道も整備され、新しい街が作られています。
ここの地区は、国、千葉県、柏市(主に千葉県が主導)も入っている区画整理地でほぼ、完了しつつあります。
この地区以外にも、手賀の杜いう地区があり、大手不動産会社が主導で大型の開発・宅地分譲がされたエリアがあります。
※近くに手賀沼・手賀沼の対岸は我孫子市という立地エリアです。
★都市開発、人口流入に比例した、その地区の教育などの対策はどうなのか?
2月15日の「柏市議と語ろう」のなかで、2019年12月定例議会の請願で挙げられたなかで、
小学校の学区・新設についての請願が出されました。
開発が進んだ手賀の杜地区において、小学校の新設についての請願でした。
この地区から一番近い小学校(学区)は風早北部小学校。
子育て世帯層がどんどん居住がなされ、それに比例して風早北部小学校の生徒数は800人超なりました。
既存校舎では飽和状態となり、仮設校舎を建てました。
飽和状態を解消するために、小学校の新設を、という請願が出されました。
結果は、不採択でした。
なぜ不採択なの?
これじゃあ、教育格差が起きるのでは?
最初に話した、つくばエクスプレス線沿線においては、柏の葉に小学校・中学校が新設されました。
※当初はもう一つ学校新設の計画だったそうですが、区画整理の計画変更で無くなったそうです。
この時点で反発が起きることは当然です。
1つの教室に60人もいて、教室がパンパンだった、という一昔前の学校事情の昔話はあります。
教育格差という視点に立ったとき、
学校の新設はあって良いのでは?と考えることができます。
しかし、その前に。
こういう開発が始まる前の時点で、公教育施設の新規設置ということを、
市も介入してできないものか?と感じました。
開発と発展を考えて都市計画を進めることは大事です。
その開発により、外から内から新たな定住する方が増えて、子どもも増えることがまたその街の発展の基礎になります。
開発を先行した街づくりではなく、その先を見た街づくり、既存の方も新しい方も、受けられるべきもの、
教育や福祉など、
その整備を同時並行した街づくりが必要では?と感じました。
※まだまだ続きがありますので、とりあえず、ここまで。