生活路線をどうするか?
コロナ禍が追い打ちをかける形でJRの赤字額が増えている状況です。
地方路線の赤字が多いJR西日本では、赤字額の多い路線についての検討がなされています。
その動きに揺れているの県の一つが兵庫県です。
このニュースは千葉県も例外ではありません。
2019年、千葉県では移動困難者に関する実態調査を始めておこないました。
https://www.pref.chiba.lg.jp/seisaku/chiikizukuri/idoukonnan/chousa.html
この報告書では、人口減少・高齢化で交通網が縮小し、交通空白地帯の発生・拡大が見込まれると記されています。
国立社会保障・人口問題研究所の資料より、千葉県内の人口推移(推計)では、
2025年 約612万人
2045年 約546万人
と予測されています。
千葉県内のJR線においては、経費削減の目的もあり、外房線、内房線、成田線の一部、鹿島線では、車掌のいないワンマン運転車両が導入されています。
地元から見れば存続は必要、一方、JRから見ればJRは民間企業なので検討せざるを得ないことは否めないです。
地元の現状、日本の鉄道政策の歴史や地元沿線自治体の動き・考え等、一番望ましい形は何か?の議論が必要です。