2021年もあとわずか 〜天体、季節、そして私たちの食〜

部分月蝕の天体ショーに沸いた先週末。寒空を見上げて楽しんだ方も多いのではないでしょうか。週が開けて、季節は更に冬へと近づきました。二十四節気の小雪を迎えたのです。二十四節気とは、春分の日から翌年の春分の日までの1年を24等分し、約15日ごとの節気に分けたものです。太陽の動きをもとにしている為、農業を主としていた時代には、季節を把握する大事な目安として使われてきました。 

11月22日より節気は小雪になりました。少しずつ寒くなりはじめ、場所によっては小雪も散らつき始める季節になります。北風の冷たさ、熟れた実がポツンと残る柿の木。宗教行事だけでなく、五感をいっぱいに使って季節の移ろいを味わって過ごすのも、なかなか楽しいものです。

農業を主としていた時代から時は過ぎ、終戦を経て、私たちの食生活は大きく変化しました。主食は米から小麦に変わり、国内の米の消費量は年々減り続けています。そんな中で、戦後から実施されていた米の減反政策が2018年に廃止となり、補助金に頼らない農業の在り方を模索する動きが、各地で始まりつつあります。生産者だけでなく消費者も当事者意識を持って、日本のお米を守っていきたいですね。

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