11月
11月に入り、今年もあと2ヶ月ばかり。10月の最終週には秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまのご結婚や衆議院議員総選挙が行われ、年の瀬を目前に、何か大きな区切りを迎えたような気持ちになりました。
さて、衆議院議員総選挙で各党が打ち出した政策テーマの一つに、女性の活躍がありました。それぞれニュアンスの違いはありますが、大まかに言えば女性の社会進出推進や、ジェンダー平等を掲げています。
世界各国の社会進出における男女格差を示す指標として、世界経済フォーラムWEFが毎年発表するジェンダーギャップ指数があります。2021年度、日本は156ヶ国中120位と先進国では最下位であり、以前より早急な対策が求められている分野です。
女性らしさを過度に押し付ける社会の在り方は問題ですが、女性の社会進出を推し進める事で起きる弊害については、同じくらいの熱量で取り上げられているでしょうか。
「お母さんに、家に居てほしいんだ。」
小学生の男の子が、夏休みのある日、
ポツリとこぼしたひと言です。
女性の社会進出だけでなく、社会や家庭との関わり方を、性差に関わらず自由に決められる社会の在り方も、大切なのではないでしょうか。