7月31日 家族、学校、友だち関係・コミュニケーションのお話し・相談会 より その1
【意見・思いが届く、意見・思いが一枚岩になる】
意見を伝えるにあたり、“話す相手も感情を持つ「ヒト」であることを理解しているかどうか”を考えていますか?
・この人全然わかっていない
・教えてやらないと
・情報弱者 じゃないの??
等ということを端から決めつけてとっかかっていないか?
批判することは大事ですが、何でもかんでも批判批判を重ねていることで、返って、奇妙な存在、何か変なものに加わっているのでは?という扱いをされていないか?
マトモ、至極正論なことを語っていても、同じようなことが起きていないか?
どんな立場に置かれている人であれ、“感情を持つ「ヒト」であることを理解”することが、表題の入り口になるということです。
「ヒトは、ヒトの役に立ちたくて生きている」
本当に役に立つ方向にむけていくには。こちらの思いに耳を傾けてもらうには。
相手の行動・活動・思いに対して尊重する部分は敬意をもちつつ、
でも、こちらとしては〇〇で困っていいて協力してくれないか?助けてください!!という姿勢。
相手側が傾聴してもらえる姿勢が示されてくれば、ちゃんと話すことでできてきます。
それでも話が芽生えてくるかは別ですが、聞く耳すらもってくれないよりははるかにマシです。
対行政、対企業に限らず、このことは、社会の最小単位である家族、友だち、大事な人の輪・関係においての語り合いにおいてこそ考えておかないとならないことだと思います。最小単位での信頼関係を築いて、意見の一致ができてくれば、外に向けた啓発もうまく柔軟にできてくるのだと思います。