【 百貨店・観光 そごう・西武の動きから 】

問われること。

わたしたちの嗜好・購買動向、所得の変化。

コロナ禍が後押ししたネット販売、インバウンド需要が絶たれたこと。

縮小する百貨店市場。

街の駅前や中心にそびえたっていたデパートの撤退で懸念される街の衰退。

実態経済における長引く不況、コロナ禍自粛による観光・宿泊業の売り上げ減。

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百貨店の再編がまた加速しそうです。

セブン&アイHD傘下のそごう・西武が売却の方向へ進むとのことです。

百貨店市場は1991年の9兆7130億円をピークに減少。

2021年は若干の回復はしたものの、4兆4182億円にとどまっています。

かつて、西武は全国最大32店舗、そごうは全国最大28店舗ありましたが、

西武は経営危機に陥り、そごうは経営破綻。そごう・西武が統合するきっかけとなりました。

店舗縮小等をおこない事業の立て直しをはかったものの、セブン&アイHDにおける「そごう・西武」部門の2021年3月~11月期が63億円の赤字。

冒頭のとおり、色々な要因が交差して、そごう・西武に限らず、百貨店の立ち位置がより小さいものになっているように思います。

柏駅前、埼玉・川口駅前にあったそごうはいずれも撤退しました。

街の顔の1つだった大型店がなくなることは、にぎわいが減る、人の行き交いが減る、そして、雇用=働く場所が減ることをも意味します。

併せて、西武HDが所有しているホテル・レジャー施設30施設が売却の方向に進んでいます。

西武HD子会社が運営しているとのことですが、こちらも全体的に同じような動きが出ています。

日本全体の貧困化を示唆しているようにも思えます。

記事元

セブン&アイ 傘下の「そごう・西武」を売却する方向で調整

(TBS)https://youtu.be/JyC5viORo2Y

西武HD、シンガポールの政府系投資ファンド「GIC」に売却

(神奈川新聞)https://www.kanaloco.jp/news/economy/article-826339.html

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