【 外国人技能実習生の現状 岡山 】
技能実習をするため、大金を工面して来日したベトナム人男性。
しかし、日本に来て待っていたものは
低賃金、長時間労働、卑劣な環境などの苦しい現実でした。
以下、読売新聞より記事引用です。
男性によると、ベトナムで妻と5歳の娘と暮らしていたが、働いていた工場の給料が安く、実習生になることを決意。実習生を送り出す現地の業者に借金で集めた手数料約100万円を支払い、同市内の監理団体を通じてとび職として2019年10月に来日した。
建設会社での暴行は直後から始まったという。借金返済と仕送りが滞るため耐えていたが、21年6月に監理団体に被害を報告。監理団体には技能実習が適正に行われているか指導する役割があり、暴行をやめるよう会社側に注意したが改善されなかった。
同年10月、男性はやむなく個人加入の労働組合「福山ユニオンたんぽぽ」(広島県福山市)に相談し、保護された。賃金は支払われていたが借金は残っており、会見で男性は「安心して働ける環境に移りたい」と訴えた。
当ニュースに限らず、類似した事例を度々耳にします。
この外国人技能実習制度そのものの問題、外国人技能実習生にとって、日本で働く意味がなくなるのではないでしょうか?
一刻も早い現状の改善が求められます。