【ウクライナとロシア】
ウクライナ・ロシアの情勢に緊張が漂っています。
両国の対応を一部抜粋し、比較してみます。
<ウクライナ>
・新たに司書、ジャーナリスト、音楽家、獣医、心理学者なども対象。
・大学生や、子供の居る女性等は免除。
・ウクライナ軍の22.5%が女性。
<ロシア>
・ウクライナ国境付近で軍事演習を実施。
・その後、1万人以上のロシア軍を撤退。
これらの情勢の背景に、ウクライナにある【天然ガスパイプライン】の存在があります。
ロシアから欧州に向けて天然ガスパイプラインが複数あり、その多くがウクライナを経由しています
このエリアでの緊張が高まり、軍事衝突、紛争・戦争が起きれば、欧州各国への経済的影響・各国民への影響、政治への影響も出てきます。
今のところ、ロシアの動きを見ると、対話による解決を模索しているように見えます。
(ロシア側に「外交カード」が多くあり優位であるともいえる)
この問題は、決して日本と無関係ではありません。
情勢が悪化すれば、日本においても経済面での影響が生じます。
一部では、ウクライナ国内の動きを見ては、日本も見習えという意見もありますが、日本こそ「外交」を抜かりなくおこなわないとならない国であり、日本周辺での有事が生じた場合、シーレーン(海上航路)が侵される、もしくは閉ざされることが十分に想定されます。
資源が乏しい日本において、シーレーンの制限は、経済に大きな影響を及ぼします。
日本は今、適切な外交を行えているでしょうか?
お金を海外にばらまくことや、アメリカの抑止力「だけ」を語るだけで良いのでしょうか。