種苗法改正法案にかかる、改定中止を求める請願署名 協力のお願い【2020.4月上旬までに!!】
種苗法改正法案にかかる、改定中止を求める請願署名 協力のお願い【2020.4月上旬までに!!】
今行われている通常国会において、私たちの生活にかかわる法案が多く提出されています。
そのなかでも、3月3日に閣議決定された「種苗法改正法案」(種苗法の一部を改正する法律案)が国会に提出されました。
これにともない、4月1日、衆議院において1度目の委員会が開催されます。
この種苗法改正法案については、
農林水産省は、日本国内で開発された品種の海外流出防止のためを強調していますが、
一律して、種苗の育成者の権利を守るために国内農家の自家増殖を禁じることへの必要はありません。
また、
・原則として農家に認められてきた登録品種の自家増殖(タネ取り等)について
→「許諾制」にして自家増殖の事実上一律禁止へ
→自家増殖をこれまで以上に制限
・同時に許諾手続き・費用、もしくは種子を毎年買わなければならなくなる
→農家への負担等が増える
・種苗の育成者側にとっては有利となり、実態は農家・農業を萎縮させ、在来種の栽培・タネ取りを断念させる可能性
・多様な種子・苗が失われてしまい、消費者の選ぶ権利を奪いかねない
・地場の種苗事業者が資金面で品種登録ができず、登録料を余裕で支払いができる特定の民間企業が登録に踏み切れば、種子・苗の市場における独占や寡占が進み、農家・消費者への制限が一層かかる
・食料自給率がただでさえ低い日本においては、地球規模の気候変動・異常気象を考えても食料安全保障から見ても逆行
以上のことから、種苗法改正の中止を求める運動を起こしたいと思いまして、本メールを送信しました。
この度の請願署名においては、農民運動全国連合会(=農民連)が主になって動いています。
農民連さんに確認しまして、マザリーちば内での拡散の快諾と歓迎を受けました。
マザリーちばの皆さんはもとより、お知り合い等会員・非会員は問わず、署名の協力を是非ともお願いします。
【書き方と送付の注意事項】
①署名につきましては、個人の氏名・住所の署名になります。
②複数人が署名いただける場合、姓や住所が同じであっても、「同上」「〃」とは書かずに最後まで記入をお願いします。
③署名した用紙は、郵送にて農民連さんへ郵送にて送付してください。
※郵送料は各自負担にてお願いします。
④署名の用紙は、写真をプリントアウトして署名をお願いします。
または以下のURL(PDFファイル)を開いていただき、プリントアウトをお願いします。
http://web.kamogawa.ne.jp/~nm-tpc/tane/syubyo-ho.pdf
【締め切り】
4月上旬中着での郵送が望ましいです。
【そのほか】
個人情報につきましては厳重に対応いただけます。
Change.orgなどでネット上の署名も開設していますが、署名の数には入らず、署名書類提出の際、「これぐらいの声があった」という形になりますので、署名書類の提出が良いです。
署名書類は、農民連さんのほうで取りまとめをおこない、提出するとのことです。
【さいごに】
署名請願は決して無駄なものではありません。
直近の例として、1月から発生したコロナウイルスにおける政府の対応は、とても散々としか言いようがありませんが、3月28日の総理会見において、現金給付について言質なったことは、国会内だけでなく国民なども騒いだことによる結果だと見て取ることができます。
また、放射能汚染土の再利用について、2800件以上の批判の意見に基づいて、制度改正を見送りになったことも同様です。
種苗法改正案については、自治体から反対等の意見書も出されています。
種苗法改正なれば、この先100年は変えられないとも言われ、また、種苗法改正による影響は日本にとどまらず、周辺国にも影響を与える法律案です。
是非とも皆さまのご協力お願いします。